事業計画についてのアドバイス
- yoshihisa nogiwa
- 2024年2月27日
- 読了時間: 2分
事業は、「事業計画作りがスタート」と言っても過言ではないと思います。今年の売上はいくら、利益は?と聞かれ、去年並みかな・・・、一生懸命頑張ろう!こんな「どんぶり勘定」、「成り行き経営」は、経営不振や資金繰り悪化につながる大きな原因となります。また、生産性が上がらず、賃上げの原資も確保出来ない状況になるのではないでしょうか。
脱皮する第一歩は、事業(経営)計画を作ること! 計画書作りが事業の第一歩!
事業計画作りの基本ついて、アドバイスさせて頂きます。
始めに
事業計画(書)は何故必要か。
頭の中にあることを、書面にすることで見える化。(可視化)
・計画書を作り、従業員や家族と「未来」の目標を共有する。
・金融機関への事業説明や、補助金申請する場合には、
申請書作りの骨格になりえます。
計画書の基本的な仕組み

・ 経営理念
・ 基本方針(事業の基本コンセプト)
・ 経営目標(売上高、営業利益等)
・ 戦略、戦術(目標を達成するため)
経営理念
経営目標や経営活動の方向を定める基本概念
・企業の存在意義、企業の使命など対外的にアピールしたい事項
・企業が事業を通じて社会に対して何をしたいのか。
・自分は何故創業したのか。
基本方針
「経営理念」を実現するための、会社の姿勢や考え方。
・顧客に対して ・自社商品に対して ・地域・地元に対して等
経営目標
経営理念に基づき実現する目標
将来(短期・中期・長期)の売上高、利益、市場シェアなど。
重要:実現可能な経営目標に仕上げること。数値(定量目標)で示す。
戦略・戦術
・戦略の策定
自社の強み・弱みを分析。機会(お客様のニーズ・困り事、市場性)を想定し、
戦略(基本は、強みを活かし、機会を捉える)を複数案作り、絞り込む。
・戦術の設定
自社の経営資源(ヒト・モノ・カネ)の有効配分を考え、戦術を作る。
アクション・プランに置き換え、実施責任者・実施内容・実行スケジュールを
決め、定期的に効果を検証すること。
お読み頂き有難うございます。