創業・起業についてのアドバイス(2回目)
- yoshihisa nogiwa
- 2024年2月22日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年2月27日
実際に開業するには開業資金が必要。経営資源と言われるヒト・モノ・カネのお金です。
大切なことは事業を継続させること。その為には、事業性(儲かること)を考えます。
儲からないと、好きな仕事も続けることが難しくなります。
必要となる資金と調達方法
〇 設備資金・・・開業までの準備に必要な資金
店舗・工場(新築、改装費)、設備・機械、備品、車両など
〇 運転資金・・・事業を継続するための資金
商品仕入、家賃、人件費、水道光熱費など *開業後3ヶ月~6ヶ月分を見積る。
例えば、家賃月5万円なら、5万円x3ヵ月分=15万円
固定費(主に家賃・人件費)は、売上がゼロでも発生する経費なので注意する。
必要となる資金=設備資金+運転資金
例えば、設備資金400万円、運転資金100万円の場合、総額500万円となり、
この500万円をどのように調達準備するか。
〇 調達方法
・自己資金(預貯金、退職金など)
・金融機関等からの借入(審査により、希望する借入金額に満たない場合もあります。)
例えば、自己資金から50万円出資、残り450万円は金融機関から借り入れる。
損益予想(事業の見通し)
基本的な売上の試算方法:
・客数 x 販売単価(円) x 販売成約率 x 営業日数(月)
・客数 x 客単価(円) x 営業日数(月)
客数(誰に)
販売単価(何を)
販売成約率(どのように・独自の売り)
売上高-売上原価(仕入高)=売上総利益(粗利)
売上総利益-経費=営業利益
(注)個人営業の場合、事業主分の人件費は経費に含まない。営業利益が事業主の儲けとなります。
創業当初及び1年後の損益(月平均)を試算してみる。手堅い根拠で試算することが望ましい。
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